「、結婚しよぉや。」
「―――…はぁ?」
「いや愛してんねん、やから。」
「岳人ぉ。アンタの相方頭わいてるー。」
「おう沸騰してんで。への愛でな。」
「―――――――うざッ」
「侑士、あんまキモイと嫌われるぜ!」
昼休み休憩
中途半端に広い部室でのんびり過ごす4人
私と、忍足と岳人、んで我らが部長跡部様
○ッキーを片手にゲーム中な岳人
タケノコの○を片手に読書中(漫画)私
そんなご飯を食べ終わったのんびりタイム
「ハニー、俺にも食わせてや。」
「自分で食べなよ(ハニー…)」
「の手からやと最高にウマくなんねん。」
「…、こんな奴の相手するんじゃねぇ。」
「跡部。」
「お前は俺の女だからな。」
「…(どっちのモンでもなかった筈だ。)」
同じく読書中(not漫画)だった跡部も加わる
ああ、また始まったなぁ
この二人
「なんや跡部、邪魔せんといてや。」
「邪魔してんのはてめぇだろ。」
「してへんってことでそれ食べさせてや♪」
「あーごめん、さっきのが最後だった。」
「さよかーが満足ならそれでええわ。」
「、これやるよ。好きだろ?」
「…ありがと。うん、好き。」
満足そうに跡部は笑う
忍足はちょっと気に入らない顔
見る人が見れば幸せ者なんだろうけどこの状況
―――見る人が見ればね
「あ、今日も一緒に帰ろな、葵。」
「いつも一緒に帰ってんじゃん、皆で。」
「毎日一緒に帰れるなんて幸せやなぁ…」
「…いつも一緒にいるじゃん、皆と。」
「俺は幸せもんやな。」
「…」
…本当に大丈夫かな、この人
いつもいつも、しつこいぐらいに
忍足はストレートに気持ちをぶつけてくる
それはこの人も…一緒なのだけれど
「、こんな馬鹿の台詞に耳傾けんな。」
「馬鹿…」
「コイツより俺の方がお前を思ってるからな。」
「へー?」
「いつでもな。」
「テニスしてる時も?」
「文句あるか?」
「―――いーえ。」
跡部がくれたアルフ○―トを食べながら話す
近いですよ顔が、跡部さん
しかしやっぱり綺麗な顔だなぁ目の保養
「―――俺の方が好きやで。愛してん。」
「は、俺の愛の方がでけぇんだよ。」
「俺や、な?」
「俺だつってんだよ、なぁ?」
「えーっと…(知らん)」
じっと見てくる二人に
なんて答えたらいいか分からない
あーもー助けろよ岳人(ゲーム熱中ちゅう)
「あーじゃあ…どんくらい?私のこと好き?」
「そりゃもうあれや!あれ!…えっと…」
「…?」
私が適当にした質問に答えようと
なにやら一生懸命思い出そうとしている忍足
机に指でくるくる円のような物を描きながら
私への愛の大きさを、何かで表したいのか
跡部も不思議そうに忍足の指を目で追う
三人の視線が集まり、最後にぽつり
「侑士、それ…むげんだい?」
「それやそれ岳人!無限大!」
「無限大…あー“∞”ね。」
見てたのか岳人という突っ込みはおいといて
跡部と私は納得する
忍足はなんだか物凄く嬉しそうな顔
「なら、俺も無限大だな。」
「なんや跡部、マネはいかんで。」
「マネじゃねぇよ。俺は無限大の無限大だ。」
「やったら俺は無限大の無限大の無限大…」
「…ガキだなーお前らー。」
お菓子のかすを口にくっつけ
ゲームを片手に
物凄くオトナな台詞を岳人は呟いた
「…そんだけ好きやねんて。」
「俺もだ、愛してるぜ。」
「…。」
「、結婚しよな。したらずっと一緒や。」
「、俺と一緒になれ。死ぬまで幸せにしてやる。」
両サイドからこの人たちは
何を言ってるのか分かってらっしゃるのか
――――なんか、もう面倒だな、本当
「―――…いいよ。」
「―――…ええの!?」
「いいのか!?」
「…何で驚いてんの。」
「めっちゃ嬉しい!ホンマに!?」
「本気だろうな?取り消しはきかねぇぞ?」
「…しないしない(棒読み)」
馬鹿かもしれない、この二人
ねぇ、どうよ岳人さんという視線を送ったら
ものすっごい眠そうな目つきで見られた
二人といえば、何だかそわそわしながら
区役所とか、婚姻届とか、印鑑とか言ってる
日本は一妻多夫制じゃないからね
「―――…ねぇ、そんなに私が好きー?」
「好きに決まってんだろ。」
「めっちゃ好きや。」
「…ありがと。」
―――まぁ、暫くこのままでいっか
と、思うあたり
私も、相当
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